日本陸連は18日、東京・新宿区内で理事会を開き、来年度の主要競技会の日程案を承認した。

 今年初開催され、男子400メートルリレーで来年の北京世界選手権への出場権を獲得した世界リレー大会は、来年もハバナ・ナッソーで開催される。ただ開催時期が、5月2日と3日に前倒しされたため、日本グランプリシリーズの日程調整が注目されていた。結果的に、例年なら4月下旬に開催されていた織田記念国際陸上は、4月18日と19日の2日間開催に前倒しされた。

 さらに織田記念国際は、例年は短距離では100メートルが実施されていたが、世界リレー大会の代表選考会を兼ねるため、200メートルと400メートルも実施される。また日本選手権も、例年なら6月上旬に開催されていたが、アジア陸上選手権(6月3~7日=中国・武漢)の日程を考慮し、こちらも6月下旬(26~28日=新潟)の開催となった。