バスケットボール男子W杯に出場中の日本(世界ランキング36位)が大逆転勝利で歴史を塗り替えた。
フィンランド(同24位)戦に98-88で逆転勝利を飾った。
日本の主将、富樫勇樹(B1千葉ジェッツ)の試合後の一問一答は以下の通り。
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-試合を振り返って
「準備してきたことをしっかり出せたと思う。あきらめず、15点差開いた中でも戦った結果だと思う。やっぱり欧州のチームに国際大会で勝つのは簡単なことではないし、日本の男子バスケットにとってすごく大きい。もう1つ、オーストラリア戦でもしっかりやりたい」
-今大会、アジア勢では初の勝利。パリ五輪切符に前進した。
「僕たちの目標はそこと明言している。大きな1勝だとは思うけれど、ここでリラックスしてはいけない。1勝では絶対に届かないところ。2勝、3勝。2日後のオーストラリアに勝てば、グループリーグ突破、さらにパリ五輪の切符もつかめると思っている。しっかり切り替えて、いい準備をしたい」
-みんなで我慢しての勝利
「声かけももちろんですけれど、15点以上の差がついても、チームで誰1人あきらめている選手がいなかった。でも1桁得点差にになったら2分でひっくり返せる自信がチームとしてある。そのへんでずっとなかなか追い付かない時間帯があったけれど、そこを我慢できたのが大きい」
-前半からの厳しい守備が、終盤になって相手に効いた
「ずっと言っていますが、2カ月間、どのチームより練習してきている。そこが持ち味。スピード、体力、ローテーション。疲れている中で勝ちたいという気持ちで足が動いていたと思います」
-主将としてこのチームについて
「この12人だけじゃなくて、今まで代表に関わってくれたみんな、関係者、いろいろな人のサポートがあった。うまくいかないときだったりという経験を経ての1勝。もう1つ上にいけるチームになれるように、努力していきたい」
-ファンの声援
「(渡辺)雄太がツイッターで打ってくれて、そのおかげというか、ホームコートのような雰囲気でやらせてもらえた」