設楽悠太

マラソン日本新記録となる2時間6分11秒をマークし、日本勢最高の2位でゴールする設楽悠太

マラソン走って１億円。設楽悠太が２時間６分１１秒の日本新を出した。１８年２月２５日に行われた東京マラソンで１６年ぶりに５秒更新し、実業団陸上競技連合から初の報奨金１億円が贈られた。「記録より勝ちたい」を口にしていたが、ケニアのチュンバに４１秒遅れの２位だった。目録を手にすると「１億円を受け取るのが楽しみ。半端ないくらいうれしい」。我慢していた菓子やカップ麺、コーラやビールを買い、夜に１人で食べて至福の時間を過ごした。父享史さんは「あぐらをかかないか心配」と息子を案じた。その７カ月と１０日余り後に大迫傑がシカゴマラソンで２時間５分５０秒を出し１億円を手にする。初の５分台だが、記録より「金」が話題に。

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＜陸上・2018年2月26日掲載＞