静岡・富士スピードウェイからふじあざみラインを上る32・9キロで第6戦を行い、キナンサイクリングチームのマルコス・ガルシア・フェルナンデス(スペイン)が1時間19分19秒で優勝。個人総合時間でも2位に35秒差をつける14時間3分2秒で首位に躍り出た。

 このステージ2連覇を果たしたオスカル・プジョル(チーム右京)が不在の中、残りおよそ3キロ地点で集団から抜け出したフェルナンデスが独走ゴール。チームメートのトマ・ルバからグリーンジャージーを譲り受け、総合優勝に近づいた。

 「今日はチーム全体でレースをコントロールできたと思います。最初の2周は、チームメートと一緒に集団のコントロールをし、あとはそれぞれの力で富士山に登っていこうという作戦が成功し、僕が優勝することができました」とフェルナンデスは話した。

 日本人は中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)の2分47秒差12位が最高だった。