第2戦はチーム右京のベンジャミン・ダイボール(オーストラリア)が2時間33分18秒で優勝した。2位には開幕戦覇者の同僚、ネイサン・アール(オーストラリア)が同タイムで続いた。個人総合時間ではアールが5時間37分33秒で首位に立った。

前日の開幕戦では、アールに3秒差の2位だったダイボール。この日は終盤、2人で先頭交代を繰り返しながら進み、僅差で先にフィニッシュした。

毎年、総合優勝の行方を左右する獲得標高2602メートル、平均勾配10%、最大勾配22%という、ふじあざみラインのヒルクライム。チーム右京は開幕から連続のワンツーフィニッシュで、個人、団体総合Vに大きく前進した。

大会はコロナ禍で一昨年は中止。昨年は、例年の8ステージを3ステージに縮小して開催された。今年は4ステージ。海外チームは参加せず、国内16チームが出場している。