どーもです。今日はダンロップスポーツのニューモデル「XXIO13」シリーズのアイアンを紹介しましょう。「XXIO」のアイアンと言えばザ・オートマトック系でぶっ飛びのイメージですが、どうやら今回のアイアンは中空構造採用で、さらにぶっ飛びを予感させます。ボクレベルで何か変更点を体感できるのでしょうか? ボクも楽しみなながらの試打でしたが、早速いってみましょう。


まずは見た目から


先代はポケットキャビティでしたが、新作は中空構造に変更です。複合素材の4ピースにすることで、さらなる低重心化を実現しているようです。なお、大きなたわみを生む「REBOUD FLAME」採用とのこと。

フェースはラージ。形状も含めXXIOらしさを踏襲していますね。

ソール幅はワイド。トレーリングエッジのラインが、直線的に変更されていました。

ネックはグース。ボディ形状的には先代とほぼ同じかな。

構えてみるとこんな感じ。歴代XXIOの遺伝子を確実に継承しているような雰囲気ですね。ちょっとだけグース感が増したような気もします。

今回試打したのは、オリジナルスチールシャフト「NSPRO850GH DST for XXIO 」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角28度、ライ角62.5度、長さ37インチ、総重量405g、バランスD1。シャフトスペックは、重量87g、トルク3.5、中調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールを使用。


持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。ボクは気付かなかたけど、カタログ数値的には2g軽くなっていました。グリップも細め。ワッグルしてみると、スチールヘッドのわりには結構ヘッドが動く感じ。素振りしてみると、重心角が大きいのかヘッドが返ろうとするような感じもあったかな。


実際に打ってみると、まずビックリしたのがボールの上がり方。先代よりも上がりやすいイメージでしたが、過去記事と比較してみると先代の3球平均が18.3度で最大18.4度に対し、新作は19.8度で最大20.7度!! イメージだけではないことが確認できました。試打後に分かったけど、キャッチコピーが「高弾道アイアン、現る。」でした。これは間違いなしでした。続いて飛距離ですが、先代の3球平均175.3yで最大177.7yに対し、新作は175.7yで最大179.6y。まあ、ボクには誤差レベルですが、データ的にはわずかに飛んでいました。フィーリング的にはほぼ同じですが、恐らく体感できる進化はボールの上がり方でした。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS38.5m/s、初速49.1m/s、打ち出し角19.8度、バックスピン量4303.5rpm、サイドスピン-617.0rpm、飛距離175.7y

【ベスト】

HS39.2m/s、初速49.9m/s、打ち出し角18.5度、バックスピン量4288.6rpm、サイドスピン-997.7rpm、飛距離178.4y


打感は弾き系。実にXXIOらしい打感で、これは恐らく素材に大きな変更が無い限り、今後も変わらないモノとなるかもとか思ったりして。音も高音系。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高弾道。ロフト角を考えれば超高弾道。恐らく先代よりも低重心モデルなんでしょうね。弾道の見た目でもスピン量は少なめで、スカイトラックの数値的にも3球平均で約4300rpm。念のため先代を確認してみると、大差なくてビックリ(汗)


出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。ボク的には、先代よりもオートマチックにつかまる感じで、構えたときでもヘッドがグリンと返ろうとする感じ。この動きは先代では感じなかったモノですが、腐れフッカーのボクには、ちょっとイヤな動きだったりします。まあこれは、あくまでもボクの場合です。


シャフトフィーリングと振り感ですが、イメージとしては「スチールでも結構しなるじゃん」ってな感じ。今回はインパクト時にシャフトのグニャリ感を感じてしまいました。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40m/sあたりにオススメ。スイングタイプ的には払い打ち系のボディターンタイプにオススメですが、スチールモデルであれば、ボクレベルのプチヒッターでも打てそうかな。でも、ボクのような腐れフッカーだと、とにかくヘッドが返ろうとする動きがバッドイメージでした。でも逆を言えば、フェードヒッターやスライサーにとっては、安心感を持てるクラブかもしれません。ロースピンボールを高い打ち出し角の大きな弾道で飛ばす。新作シリーズアイアンのコンセプトはこれかなと思いました。


というわけで「XXIO13」シリーズ総括ですが、都市伝説「XXIO奇数の法則」に当てはまりそうな印象でした。少なくとも、ドライバー、FW、HB、アイアンの全てクラブで先代よりも好印象でした。ここまで来ると「メーカーもこの都市伝説に乗っかっていたりして?」なんて疑ってしまいますが、まあ、それはないでしょう。20年以上ゴルフクラブの売れ筋でトップを走り続けるブランドの底力を感じる結果となりました。

<ダンロップスポーツ「XXIO13」アイアン>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10

■ヘッド:ボディ【#5~7】SUS630+高比重タングステンニッケルウエート【#8~SW】SUS630、フェース=チタン(Super-TIX 51AF)

■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO850GH DST for XXIO」(S=87g/3.0、R=83g/3.3/中調子)。カーボンシャフト「MP1300」(S=50g、SR=49g、R=47g、R2=45g/3.9/中調子)

■価格:スチールシャフト装着5本(#6~PW)本セット13万7000円、単品(#5、AW、SW)各1本2万5000円。 カーボンシャフト装着5本セット 14万8500円、単品各1本2万9700円。 ※価格は税込み