<全国高校バスケット選抜優勝大会:聖カタリナ女60-57星城>◇女子2回戦◇24日◇広島グリーンアリーナ

 高校総体準優勝の聖カタリナ女(愛媛=11年連続16回出場)が、星城(愛知=3年ぶり10回出場)の挑戦を僅差で退けた。

 第1クオーター(Q)は聖カタリナ女が14-12と先行したが、星城は第2Q早々に伊藤南(3年)の3点シュートで逆転した。星城は主将の木原恵里奈(3年)が前半だけで4本の3点シュートを決めると、聖カタリナ女も主将の熊美里(3年)が入れ返すなどして、シーソーゲームの展開となった。

 後半も聖カタリナ女がリバウンドを取ってリードを奪うが、星城も粘り、試合時間残り5分を切ったところで逆転した。すると聖カタリナ女は、U-18代表の田村未来(3年)、熊が連続で3点シュートを決めて、ひっくり返す。そして、55-55の同点で残り1分を切ってから、聖カタリナ女は宮崎早織(2年)が落ち着いてフリースロー2本を決めるなどし、星城を振り切った。