<高校ラグビー:御所実48-17茗渓学園◇5日◇準決勝◇花園

 御所実(奈良)が、FW、BK一体で茗渓学園(茨城)を圧倒し、48-17で08年度の第88回大会以来の決勝進出を果たした。

 竹田寛行監督(52)は「1戦1戦のつもりでここまできた。優勝は夢ですが、私のモットーは夢はつかむものです」ときっぱり言い切った。

 フッカー竹井勇二主将(3年)は「1月7日の決勝の舞台に立つことを目標にしてきたので、うれしい」と表情は崩したが、もちろん目標はもうひとつ上の頂点だ。

 Aシードの超難敵の常翔学園(大阪第1)との激突。昨年3月の近畿大会では、準決勝で21-19で破っている実績もある。初優勝へ「黒衣軍」が突き進む。