陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を狙う桐生祥秀(よしひで、17=京都・洛南高3年)が、知名度アップを狙う。2日、英国から関西空港に帰国。6月30日に世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)に出場。10秒55で予選敗退したが、大会の報道用資料でKIRYU(きりゅう)がKIYOU(きよう)と誤表記された。「KIYOUって誰のことかなと思った。ゼッケンは普通でしたが…。名前を覚えてもらえるように頑張ります」。次戦の高校総体(30日開幕、大分)へ「出る種目は全部、優勝を狙っていきます」と意気込んだ。