<全国高校総体:相撲>◇決勝◇7日◇東京・両国国技館

 団体は金沢市工(石川)が25年ぶり2度目の優勝を決めた。

 決勝で近大付(大阪)を4-1で制した。西野倫理(とものり)主将(3年)は「厳しい戦いだったが、それぞれが自分の力を出せた。1人が(星を)落としても、誰かがとるという強い気持ちで戦ったチームワークの勝利」と仲間の奮闘に感謝した。

 大将を務めた城山聖羅(せいら=2年)は、前日6日の個人戦に続く2冠達成。「これでやっと喜べます。来年も2冠で連覇を達成したいと思います」と笑顔を見せた。

 金沢市工は3月に高知で開催された全国選抜大会でも優勝しており、10月の長崎国体で高校3冠達成に挑む。