18日に行われたラグビーのW杯イングランド大会準々決勝のオーストラリア-スコットランドで、終了直前にオーストラリアの決勝PGにつながったスコットランドのオフサイドの反則をめぐり、英メディアはジュベール主審の判定を「誤審」「大失策」と疑問視する声を伝えた。

 試合中のトライやシンビン(一時退場)につながる微妙なプレーはビデオ判定に委ねる場合が多い。しかし今回のケースはスコットランドの抗議も実らず、SHレイドロー主将は「あの場面もビデオ判定に持ち込むべきだった。主審が判断に自信を持てなかったのだから」と批判。コッター監督は「ビデオ判定で全てはっきりした」と勝敗を分けた判定に疑問を投げ掛けた。