札幌山の手(北海道)が苦しみながらベスト16に進出した。

 広島観音のエース山田莉々(3年)をマークするはずの栗林未和(2年)が止めきれない。

 久米捺美(3年)も第4Qの半ばで右太ももを痛め、一時戦列から離れた。2人が不調の分、田中未来(2年)草野華(3年)らが積極的にドリブルで切り込み、点数を重ねた。

 「ポストではなく、ほかの選手が頑張った」(上島正光アシスタントコーチ)。昭和学院(千葉)との3回戦では、まずしっかり守りたい。