シード校の洛南(京都)が伝統の走るバスケットを見せつけ、明徳義塾(高知)を下した。

 昨年のこの大会は市立船橋(千葉)、今年の高校総体は帝京長岡(新潟)と、いずれも初戦で敗退。「プレッシャーのかかる試合への対応として、浮き足だったプレーではなく全体を見渡すように心掛けた。最初ではなく、最後に勝つバスケができた」(吉田裕司コーチ=57)。夏からこの大会に向けてしっかり走り込んだ効果で、初戦を突破した。