フェンシングのリオデジャネイロ五輪代表選手の記者会見が20日、都内で行われ、フルーレ、エペ、サーブルの男女6人が出場権を獲得し、海外遠征中の見延和靖(28)を除く5人が出席した。

 女子エペは2大会連続出場の佐藤希望(旧姓中野)がメダルを目指す。ロンドン五輪出場後に結婚、出産を経て、一時は競技生活から完全に離れた。「まずは出産で世界ランキングのポイントも0になってしまい、どうなることかと思いました」。周囲の支えもあり、14、15年の全日本選手権で連覇、世界ランキングは29位にまで戻すことができた。「リオではママでも頑張れるところを示したい。メダルを子供へのお土産にしたいです」。