リーグ首位のヤマハ発動機が47-5でNECを下し、開幕から無傷の11連勝を飾った。

 11月、日本代表のテストマッチ全4試合に先発出場したプロップ仲谷聖史(35)が後半12分から途中出場し、代表戦後、リーグ戦に初出場した。直後の同15分には敵陣ゴール前のスクラムでインゴールまで押し込み、途中出場のNO8松本力哉(26)のリーグ初トライをお膳立て。仲谷は「今日はスクラムトライをできて良かったが、反則も多く、トータルでプラマイゼロ」と反省も忘れなかった。

 11月の社会人野球日本選手権で初優勝を飾ったヤマハ野球部のメンバーが、この試合を観戦した。ハーフタイムにはピッチに立ち優勝を報告した。巨人ドラフト4位の池田駿投手(24)は「ラグビーファンから拍手をいただき、うれしかったです。(ラグビーを)生で見るのは2回目ですが、とても楽しかったです」と話した。