昭和学院(千葉)は、前回優勝の岐阜女に45-61で破れた。

 第1Qは10-16と岐阜女がにリードされたが、第2Qは昭和学院が反撃。前半は29-30と1点を追う展開で折り返した。後半も33-33と追い付くなど、立ち上がりは良かったが、岐阜女のクンバ(2年)に3連続シュートを決められると、次第に点差を広げられた。

 エース赤穂ひまわり(3年)は、岐阜女のファトー(3年)クンバの外国人2人とマッチアップで奮戦したが、高さに翻弄(ほんろう)される場面も見られた。「やっぱでかかった。ディフェンスで普通だったら届くボールがカットできなかった。ゴール下でやられた」と唇をかんだ。

 鈴木親光コーチは「途中でオフェンスが切れてしまった。ボールが回らなくなった」と最後まで接戦に持ち込めなかったことを反省した。それでも28日の3位決定戦に向け、「明日は勝っても負けても今年最後なので、悔いを残さない試合をさせたい」と気持ちを切り替えていた。