全国高校ラグビー大会で6度目の優勝を狙うAシード東福岡は4日、神戸市内で1時間半練習し、5日の準決勝御所実(奈良)戦に備えた。

 苦戦を強いられた準々決勝の京都成章戦で目立ったハンドリングミスの修正や、試合映像を分析した上で同じAシードの相手が得意とするモール攻撃の対策を行った。

 藤田雄一郎監督(44)は「モールを起点に攻めてくるのが上手。モールに執着するわけではないが、対策しないといけないと思った」。今季初対戦で未知の部分もある。強みを封じ、2大会ぶりの決勝進出を目指す。