Bリーグ初代王者の栃木ブレックスが3日、宇都宮市内で優勝パレードを行った。トーマス・ウィスマンヘッドコーチ(HC)がトロフィーを掲げ、田臥勇太主将ら選手は車に乗り込んで、栃木県庁から宇都宮市役所まで約1キロの道のりを、ゆっくりと30分かけて移動した。

 人口約52万人の宇都宮市で、約3万人のファンが集結。初代王者に輝いた喜びを分かち合った。コース近くのビルの窓から、多くの人々が顔を出して、パレードを見守り、沿道からは田臥ら選手を呼ぶ声がこだました。

 ゴール地点となった宇都宮市役所で、ウィスマンHCは「この栃木にトロフィーを持ち帰って、うれしく思います。初代チャンピオンチームの座は、栃木の皆さんとひとつになって勝ち得たものです。本当にありがとうございます」とあいさつして、大歓声を浴びていた。