バスケットボール男子の東アジア選手権が7日、長野市ホワイトリングで行われ、3位決定戦で日本は76-58で中国を破った。

 序盤から激しい守備で長身ぞろいの中国を抑え込んだ。準決勝の台湾戦とは見違える姿に、今大会で退くセルビア出身のパビチェビッチ監督代行は「力強いパフォーマンスを見せてくれた」とご満悦。ゴール下で攻守に奮闘した竹内譲次(A東京)も「最後の試合で、教わったことを全員でコートで展開しようと話し合った」と話した。エースの比江島慎(三河)は「日本の守備が嫌だという印象を東アジアの国に印象付けられた」と手応えを口にした。日本代表は7月1日にアルゼンチン出身のラマス監督が就任し、東京五輪を目指す。決勝では台湾が77-64で韓国に勝ち、初優勝した。