第9シードの錦織圭(日清食品)は第18シードのロベルト・バウティスタ(スペイン)に4-6、6-7、6-3、3-6で敗れ、ベスト16入りはならなかった。日本男子は全て敗退した。

 3回戦で敗退した錦織は、落ちこんだ様子で記者の質問に応じた。

 -バウティスタとは芝コートで初対戦だった

 錦織 フラットで低いボールを打ってくるので攻めにくかった。芝でもアグレッシブにプレーをしてきて、フォアを使われるとディフェンスに回る場面が多かった。攻めなきゃいけない場面でも難しかった。

 -過去の対戦と違ったところは

 錦織 うまくフォア側に振られたり、先に展開されたりすることが多くあった。なかなか自分で展開していくのは難しかった。

 -2試合連続で3時間超の試合。疲労は

 錦織 体調は全く問題なかった。

 -第1サーブの出来について

 錦織 場面、場面によって入れなきゃいけない場面で入らなかったり。ダブルフォールトももったいないところで何回かあった。確率自体はそんなに悪くはないが、フリーポイントもそこまでなかった。