男子プロバスケットボールBリーグ・レバンガ北海道が、来季12人体制で臨むことが確実となった。

 すでに最年長の折茂武彦選手兼社長(42)ら日本人選手9人とダニエル・ミラー(26)の計10人と、17~18シーズンの契約に合意。清永貴彦チーム統括(47)は11日、残す補強について「学生が途中で入るとかはあるかもしれないが(基本方針は)あと外国人2人を加えた12人。残りの外国人も月内に決めたい」と説明した。

 16~17年シーズンは10人でスタートも、来季は2人増員の12人体制で目標のチャンピオンシップ初進出を狙う。西川が三河へ移籍したが、折茂、桜井のベテラン勢含め多嶋、松島ら日本人の主力メンバーがほぼ残留した。水野監督も続投し、ベースを生かしながら攻守ともに精度を上げることが進化のテーマとなる。同統括は「ガードの松島、多嶋らがカギとなり若い関野らも個々の能力を上げていってくれたら。外国人のミラーもまだまだ伸びる余地はある」と成長を期待した。

 今月末から本格的な強化に入る。31日から8月4日まで、帯広で日本人選手だけの強化合宿を行うことも決定した。8月中旬から外国人選手が合流し、9月1日から開催するアーリーカップでチーム力を測る。同8日の名古屋とのプレシーズンマッチで細部を詰め、30日のリーグ開幕富山戦に備える。