来年10月に開幕予定の卓球の新リーグ、Tリーグの1部の名称が「Tプレミアリーグ」となり、チームの参加条件が固まったことが4日、分かった。

 関係者によると、トップ選手が集まるリーグにするため、各チームには、世界ランク10位以内の実績がある選手を加入させることが義務付けられる。チームの入会金は2000万円、年会費は1500万円と、日本リーグの10倍以上の金額に設定。原則として、2000人程度のホームアリーナの確保や、選手育成のために6歳以下の選手対象の育成組織を持つことなどが条件になる。

 Tリーグは春に設立された一般社団法人が運営する。企業、クラブ、学生などプロ、アマが併存する3部構成となるが、そのトップの「Tプレミアリーグ」は限りなくプロリーグに近くなりそうだ。世界レベルの選手による男女各4~6チームの参加を想定。競い合う舞台を「興行性を目指したプロフェッショナルな運営」(Tリーグ関係者)で盛り上げていく計画だ。