男子プロバスケットボールBリーグのアルバルク東京が26日、都内の府中スポーツセンターで公開練習を行った。

 日本代表で筑波大4年の馬場雄大(21)がこの日からチーム練習に参加。同じ日本代表の田中大貴や、外国人選手ら全員がそろって、9月30日の開幕戦へスタートを切った。練習では速攻や、ハーフコートの4対4を、相手にドライブされ抜かれた状態から始めるなど、きめ細かい内容をこなした。

 前日本代表監督代行を務めたルカ・パビチェビッチ新監督は「激しく強力なディフェンスをする強いチームをつくりたい」とコメント。2枚看板として注目される田中と馬場には「田中が2番、馬場が3番で攻守に2人のコンビネーションを求めている。2人のコンビはチームに役に立つ」と期待した。田中は「リングにもっとアタックして、得点を増やしたい」と今季の課題を挙げた。馬場も「外角からのシュートなど、課題を1つずつ克服してチームの優勝に貢献したい」と抱負を話した。