スピードスケート女子中長距離のエース高木美帆が14日、長野市エムウエーブで行われた記録会に参加、1000メートルで前日の小平奈緒と同じ1分15秒59の好タイムを記録した。

 関係者からどよめきが起こる滑りに「この時期にこのタイムは経験がない。ただ、リンクの状態が昨日より良い中で、奈緒さんと同タイムというのはまだまだだなとも思う」と振り返った。五輪では個人のメダル獲得、団体追い抜きでも活躍が期待される。「1本のレースに対する思いを大切にして挑んでいきたい」と話した。