秋田工が2年連続67度目の全国大会出場(12月27日開幕、大阪・花園)を決めた。

 前半に12点取り、後半も立て続けにトライを奪う。それでも選手同士で「0-0だぞ」「緩むな」と声をかけあった。秋田中央との東北大会決勝(6月)で、前半14-0とリードしながら後半21点取られて辛勝。高校日本代表候補のCTB児玉樹主将(3年)は「あの時の事があるので最後まで貪欲に点を取りにいきました」と話した。

 県大会3試合でわずか3失点の安定した戦いぶり。全国V15度も昨年は初戦で報徳学園(兵庫)に敗退しており、花園に向けて伊東真吾監督(43)は「全国ベスト4以上」と古豪復活を目標に掲げた。