ラグビーの日本代表が8日、トンガ代表、フランス代表とテストマッチを行うフランス遠征の出発前に羽田空港で取材に応じ、ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「(体格の大きな)相手の勢いを止めることが一番大事。まずは防御に取り組みたい」と課題を挙げた。

 世界ランキング11位の日本は4日に世界3位のオーストラリアに30-63で完敗。プレーの選択を誤って相手に好機を与えてしまう場面も目立ち、フランカーのリーチ主将(東芝)は「まだ成長している段階。試合での判断力を上げていきたい」と語り、SH田中(パナソニック)は「我慢強くプレーすれば勝利が近づく」と意気込んだ。

 日本は18日(日本時間19日)に世界13位のトンガ、25日(同26日)に同8位のフランスと対戦する。