45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は1回目に114・5メートルの104・7点にとどまり、30位で2回目に進んだ小林陵侑(土屋ホーム)に0・3点及ばなかった。飛距離に結びつく助走速度が思うように出ておらず、首をかしげて苦笑いしながら足早に取材エリアを通過した。

 18日の団体第1戦では助走姿勢で尻の位置を少し高めにするなど微修正を試み、まずまずの感触を得ていた。なかなかかみ合わないジャンプが続く大ベテランは、25日から始まるルカ(フィンランド)での試合で復調を目指す。