既に8位が決まっていた摂南大が初勝利を逃した。

 前半は相手の防御網にできたスペースを突きながら、積極的にボールを展開。19分にWTB岡田寛人(2年)のトライで先制するなど19-19の同点で折り返したが、後半に47失点と守りが崩壊した。

 内部昭彦ヘッドコーチ(HC)は「自分たちの戦いができている時はいいけれど、受けに回ってしまうと厳しくなる」と苦い表情。この日、2部では大体大が28-7で龍谷大との上位対決を制し優勝した。その大体大と12月10日の入れ替え戦(京都・宝が池)で戦うことが決まり、内部HCは「(大体大は)FWが大きくて、パワープレーで攻めてくると思う」と気を引き締めた。