競泳女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が、異例の「中1日海外合宿」を行うことが27日、分かった。

 池江はこの日、日本代表チームの一員としてスペイン高地合宿に出発。まずは萩野、瀬戸、大橋らと約1カ月の合宿を敢行する。

 12月23日に帰国すると、休む間もなく、同25日から約2週間、東京都水連主催のグアム合宿に参加する。丸1日、日本にいられるのは同24日だけというハード日程。初の連続海外合宿に「12月に日本で泊まるのは2日間(23、24日)だけなんです。やばくないですか?」と驚きを口にしつつも、さらに成長するために泳ぎ切る構えだ。

 今年1月は左肩、足首に痛みがあり、十分な泳ぎ込みができなかった。今回は、練習に集中できる海外でたっぷり泳ぎ込む構え。「いろんな人と泳げて、刺激も多い。帰ってきた時に強くなったと思えるようにしたい」と意気込んでいた。