秋田ノーザンハピネッツがホームで茨城ロボッツ(中地区4位)に70-68で競り勝ち、通算17勝2敗で東地区1位をキープした。第2クオーター(Q)序盤の最大17点差を逆転。最終Q残り2分、62-62からSG小野寺祥太(22)が3連続シュートを決め、相手の反撃を2点差でかわした。

 最後は逆転を狙った相手の3点シュートがリングにはじかれ、今季4度目のホーム連勝が決まった。第4Q3分過ぎから、4ファウルのナイジェル・スパイクス(28)をベンチに下げ、日本人ガード4人が出場。ジョゼップ・クラロス・カナルス(ペップ)HC(48)は「ガード陣がビッグマンの穴を埋めてくれた」と評価した。

 チームトップの15点を挙げ、この試合のMVPも獲得した小野寺は、「パスがいいリズムで回ってきたので思い切って打てた」とチームオフェンスを強調した。東地区2位福島は連敗し、独走で首位を走る。ペップHCは「一番大事なのはメンタル」と闘争心を求め続ける。【佐々木雄高】