渡部暁斗(北野建設)は16位に終わった。ファビアン・リースレ(ドイツ)が今季初勝利、通算6勝目を挙げた。

 前半飛躍が悪天候のため途中で打ち切られ、15日の予備飛躍の成績を基に後半距離(10キロ)が実施された。渡部暁はトップと1分3秒差の27位でのスタートとなり、上位争いに絡めなかった。

 渡部善斗(北野建設)は21位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は31位、山元豪(ダイチ)は32位、加藤大平(サッポロノルディックク)は33位、渡部剛弘(ガリウム)は47位だった。清水亜久里(ユーグレナ)は予備飛躍に出場していなかったため、距離に出られなかった。

 ◆渡部暁斗の話 本音を言えば(前半飛躍を)飛びたかった。前日ほどスキーが滑らなかった。(集団での)位置取りがうまくいかなかったのが敗因。

 ◆渡部善斗の話 3周目で粘りきれなくて、後ろの大きな集団に吸収された。力を出し切れなかった。(飛躍と距離が)かみ合ってくれば、もう少し上は狙える。