18年平昌(ピョンチャン)五輪代表最終選考会となるフィギュアスケートの全日本選手権が今日21日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。

 年齢制限のため平昌五輪に出場できない紀平梨花(15=関大KFSC)は、得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をSPで1本、フリーで2本の合計3本を跳ぶ構え。ルール上、ジュニアの試合ではSPに3回転半を入れられないが、全日本選手権では可能。「SP(の3回転半)は今週に入って決めました。SP、フリーで完璧に演技して、合計200点を超えれば」と口にしていた。五輪前年の7月1日までに15歳になっていなければならないという年齢制限があり、7月21日生まれの紀平は出場資格を持たないが、大会をかき回す存在となりそうだ。