前回優勝で高校総体2位の桜花学園(愛知)が108-39で白鴎大足利(栃木)に完勝した。

 桜花学園は試合開始から8分間、相手を無得点に抑え、得点を重ねた。U17・18代表のポイントガードで主将の山本麻衣(3年)が、高い声を出しながらチームをけん引、第1クオーター(Q)を34-2として、勝負を決めた。

 役割を果たし、後半開始早々にベンチに下がった山本は、前半だけで3点シュート4本を含む14得点。「スリーポイントは前が開いたら思い切り打とうと思った」という。そして、ディフェンス面については「昨日の初戦は、相手(高知中央)に取られすぎたので(第1Q=29-16)、今日は立ち上がりを0点に抑えようと、ハーフライン前からプレッシャーをかけた」と、その成果に満足した表情を見せた。

 次は昭和学院との準々決勝。「昭和はシュートが良く入るチームなので、打たせないで、桜花の走るバスケをやりたい」と必勝を誓った。