6年連続23度目の花園出場を誇る茗溪学園(茨城)は、Bシードの日本航空石川(石川)から1トライしか奪えず、2回戦敗退となった。

 前半から立て続けに5トライを奪われ0-33。同27分にU18高校日本代表候補のWTB加藤樹大(3年)がゴール左にトライを決めるなどで7点を返すも、勝利には届かなかった。

 高橋健監督(53)は「完敗です。FWのトンガ選手のパワーを止めようと対策していたけれど、止めきれなかった」と冷静に語った。来季に向けて「パワーをもっとつけないと上にはいけない」と唇をかんだ。