日本スケート連盟は30日、男女8人ずつ合計16人のスピードスケート平昌(ピョンチャン)五輪代表を決定した。

 4大会連続出場で、バンクーバー五輪男子500メートル銅メダルの加藤条治(32=博慈会)が混戦を抜け出す決意をみせた。絶対的な存在の選手はおらず、メダル争いは混沌(こんとん)としている。「チャンスは十分ある。ギアを上げる計画。トップで戦えるビジョンが見えている。女子の小平選手のような飛び抜けた選手は男子にいないので」と、ラストスパートを誓った。