Bシードの国学院久我山(東京第2)が佐賀工(佐賀)に勝利し、歴代4位となる花園通算90勝目を挙げた。

 試合開始序盤からペナルティーゴールとトライで0-10と先制を許すも、5トライを決め勝利を引き寄せた。

 同校OBでもある土屋謙太郎監督(56)は90勝目という節目にあたり「先輩方の積み重ねは大きな勇気になる。歴史の重みやラグビーを通じた人のつながりを感じる」と目を細めた。

 NO8大石康太主将(3年)は「序盤にパスミスからリズムを持っていかれたけれども、2回戦と同じように落ち着いてできた。90勝はOBが築いた歴史。うれしいけれど、今大会で93勝まで行きます!」と言葉に力を込めた。