日本サーフィン連盟は16日、都内で理事会を開き、20年東京オリンピック(五輪)に向け、世界的トッププロの五十嵐カノア(20=木下グループ)を18年度の強化指定選手に内定する方針を決めた。五十嵐を含めた80人程度の選手に同意を得た上で、早ければ2月上旬に正式に発表する。

 日本連盟は日米両国籍を持つ五十嵐の強化指定について、昨季まで米国選手として参戦していた世界最高峰のチャンピオンシップツアーなどの大会に日本選手として参戦することと日本のパスポート所持を条件としている。五十嵐は日本代表として東京五輪を目指す意向を示している。