個人の後半が行われ、日本勢は小林陵侑(土屋ホーム)が3回目に165・5メートルを飛び、合計528・4点で16位となったのが最高だった。

 最終4回目の競技は風の影響で中止となり、19日の前半2回と合わせた3回の成績で順位が決まった。45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は3回目に209メートルをマークし、493・6点で25位。小林潤志郎(雪印メグミルク)は408・7点で29位だった。ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー)が651・9点で初優勝した。

 ◇小林陵侑の話 ジャンプはあまり良くなかった。不完全燃焼。しっかりと踏み切れなかった。全体的に得られるものがある試合だった。(次のW杯の)ザコパネに備えたい。オリンピックへの弾みになるジャンプをしたい。

 ◇葛西紀明の話 あのジャンプ(前日の2回目の失敗)をやった後だったので、すごく不安はあった。その中でいいジャンプができた。(次戦のW杯は)助走さえうまく決まればいけるのではないかと思う。オリンピックにつながるジャンプをしたい。

 ◇小林潤志郎の話 それなりに楽しく飛べた。(今季好調な)ラージヒルの感覚はしっかりと残っている。(次のW杯の)ザコパネでは絶対に勝ちたい。思い切って飛びたい。