ブームでは終わらせない-。全農カーリング日本混合ダブルス選手権が今日14日、青森・みちぎんドリームスタジアムで開幕する。平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子銅メダルを獲得したLS北見の藤沢五月(26)ら3選手が同男子8位のSC軽井沢クの選手とペアで出場。13日、青森市内での会見に出席し、話題の「もぐもぐタイム」を披露。大会を通して競技普及にひと役買う。

 LS北見のサード吉田知那美は、SC軽井沢クのサード清水徹郎とのペアで挑む。平昌五輪で新種目だった混合ダブルスは日本の出場がなかっただけに「私たちが出ることによって認知につながっていけば」。清水は「同じサードで学ぶ部分も多い。(大会を通して)自分たちの中でも成長していける」と話した。

 ◆大会メモ 21チームが参加し、1次リーグ(L、14~17日)はA、B、Cの3組(各組7チーム)に分かれリーグ戦を行う。各組1位の3チームはそのまま決勝トーナメント(T、18日)へ進出。各組2位チームのうち、試合前に先攻後攻を決めるショットから算出するドローショットチャレンジ(DSC)の1位、2位のチームでプレーオフ(17日)を行い、勝ったチームが決勝T。決勝Tは4チームで争う。LS北見の3人のチームは日本カーリング協会の推薦枠で出場。1次Lは各組に分かれており、直接対決は決勝T進出後になる。優勝チームは、4月21日開幕の世界選手権(スウェーデン)の参加資格を得る。