千葉が延長の末、67-64で前回初優勝した大阪に競り勝ち、10年ぶり2度目の優勝を飾った。

 互いに譲らず、59-59で迎えた3分間の延長終了間際、シューティングガード田丸実来(市川市立三中2年)が3点シュートを決め、混戦に終止符を打った。千葉は177センチのパワーフォワード花島百香(昭和学院中2年)を中心に、最後まで笑顔でプレー。栄冠を勝ち取った。

 延長を前に■原美和コーチは、ベンチで選手たちに「あとちょっとできるね。良かったね」と優しく声をかけた。これで選手の緊張がほぐれた。エース花島は「とても楽しく充実していた。みんなが明るく、リラックスしてできた」と笑った。■原コーチは「3日で6試合は子どもたちにとって初めてで、決勝は足が重かったが、良く粘ってくれた」と選手たちの笑顔での奮闘をたたえていた。

※■は卉の下に木