前日、世界ランキング1位の樊振東(中国)を破った全日本覇者、張本智和(14=エリートアカデミー)が、決勝トーナメント準々決勝で同27位の丁祥恩(韓国)に7-11、11-8、9-11、5-11、8-11で敗れた。張本は順位決定戦に回る。

 張本は「出だしでミスをして、あれおかしいな」と感じていたという。第2ゲームこそ奪ったが、攻撃のタイミングを合わせられ、カウンターでポイントを奪われた。

 2月の対戦で3-1で勝っていた相手だったが、「前は凡ミスがあった。今日はミスがなかった」と完敗を認めていた。