男子は昨年の世界選手権3位の白井健三(日体大)が6種目合計86・064点、女子は世界選手権4位の村上茉愛(日体大)が4種目合計56・532点でともに優勝した。

 白井は最初の床運動で全体トップの15・200点を出すと、跳馬では14・966点の高得点をマークするなど首位を譲らなかった。谷川航(順大)はあん馬で落下があったが、合計84・399点で2位に入った。

 村上は種目別世界一の床運動を含む4種目全てで安定した演技をそろえ、2位のトリニティーレミラ・トーマス(米国)に1・999点差をつけた。杉原愛子(朝日生命)は平均台で落下し、合計51・933点で6位だった。