トロロッソ・ホンダは予選6位・決勝4位という好結果を残した前戦バーレーンGPとは打って変わって中国GPでは大苦戦を強いられ、4月14日に行なわれた予選ではブレンドン・ハートリーが15位、ピエール・ガスリーが17位と下位に沈んだ。
これは気温12度という寒さと、強い風による空力性能の不安定さの影響を受けてしまったためだったようだ。
「今日は非常に寒く、風も強かった。他車に比べて僕らは風の影響を受けやすい特性があるようだ。どうしてバーレーンのようなパフォーマンスを発揮することができなかったのか、その原因を突き止めなければならない」(ハートリー)
「今日にかけてセットアップ変更を施したら期待通りの反応を示してくれず、リアのグリップと安定感が失われてドライブするのがとても難しい状態になってしまった。午前フリー走行だけで3度もクラッシュしそうになったくらいだ。コース特性のせいなのかセットアップやタイヤの扱い方のせいなのか、原因を究明する必要がある」(ガスリー)
ホンダのパワーユニットは問題なく本来の性能を発揮し、1.2kmに及ぶ長いストレートがあるとはいえ最高速も充分で決勝でのオーバーテイクも可能だという。
「現段階ではこのクルマがこのサーキットに合わないのか、このコンディションに合わないのか、タイヤの使い方が合わないのか、セッティングが合わないのか、それがまだ明らかでないということです。これが分かったらチームとしてさらに強くなれると思います」
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターはそう語り、明日の決勝に向けてポイント獲得を諦めてはいないとした。
「決勝のスタートポジションがポジションだけに、レースの戦略に色んな選択肢がありますから、チームとドライバーとともにその検討をしました。これからファクトリーの方でさらに検討したりシミュレーションを走らせたりしながら、明日改めて落ち着いてデータを見た上でシミュレーションの結果も含めて決めることになります。ポイント獲得は常に狙っていきますし、そのための様々な検討です」(米家峰起通信員)


