レスリング女子68キロ級のジャカルタ・アジア大会代表選考試合が22日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、昨年の全日本選手権65キロ級覇者の源平彩南(至学館大)が代表に決まった。土性沙羅(東新住建)が出場を取りやめ、3人で争われた。アジア大会は2020年東京五輪で実施する新五輪階級で行われ、日本協会は各階級の全日本女王を派遣する方針。

 源平は65キロ級で全日本2位の森川美和(日体大)、72キロ級で全日本優勝の松雪成葉(至学館大)に勝ち「日本代表として恥ずかしくないよう練習して、必ず勝ちたい」と意気込みを語った。同協会は男子のフリースタイル、グレコローマンスタイルと合わせ、アジア大会代表を後日発表する。