日本ホッケー協会は8日、男女代表が20年東京オリンピックに開催国枠での出場が決まったことを発表した。過去の開催国は世界ランク30位以内で出場枠を得ることが通例で、国際ホッケー連盟は女子同12位、男子同16位の日本にその権利を認めた。女子は5大会連続、男子は68年メキシコ五輪以来52年ぶりの五輪出場となる。

 吉報が届いたこの日、五輪テストイベントの計画も判明した。五輪会場の大井ホッケー場は、19年6月に完成する予定で、同8月に男女ともに海外3カ国を招いて日本を含めた4カ国対抗戦を行う案が計画されている。

 大井ホッケー場は、試合用2面、練習用2面と合計4面のグラウンドが設置される。人工芝のカラーも「青」で決定。国際ホッケー連盟が12年ロンドン五輪から他競技との違いを出すために「五輪の人工芝は青色」で統一しており、それにのっとって整備が進んでいる。