アメリカンフットボールの定期戦で日大選手から悪質タックルを受けて負傷した関学大QB奥野耕世選手(2年)が27日、大阪・吹田市の万博フィールドで行われた関大戦で負傷以来3週間ぶりの実戦復帰を果たした。

<奥野選手 一問一答>

 -ラン、パスともに好調だった

 奥野選手 けがの不安があったが、あまり意識せずに(けがで)練習できなかった時の頭の整理を生かして、しっかり相手のディフェンスを見て落ち着いてできました。

 -けがの影響は

 奥野選手 多少、膝に痛みはあるが、あまりけがのことは考えずにプレーしようと考えていました。

 -日大の内田前監督が宮川選手へ、反則行為の指示をしていないと主張をしている

 奥野選手 それについては…すみません。

 -プレーへの恐怖感は

 奥野選手 あのタックルは本来起こらないプレーなので、タックルに対しての恐怖心はなかった。

 -問題について、どういう決着を望んでいるか

 奥野選手 アメフトが危険なスポーツと思われないように。人気のあるスポーツになっていって「フェアで面白いスポーツなんだよ」となって、最後は(世間にそう)思って欲しい。