日大アメリカンフットボール部は27日、都内で部の父母会への説明会を開き、加藤直人部長、森琢ヘッドコーチらが初めて謝罪した。父母会の会長によると、日大側は反則の経緯について、指導陣と選手の理解に乖離(かいり)があったという従来の説明を繰り返した。同会の会長は「具体的な内容は話せないが、納得したわけではない」と不信感は拭えなかった。

 反則した選手を守るために部員たちが作成中の声明文は、父母会も協力して近日中に発表することも明かした。会長は「今、一生懸命考えているのでもうしばらく待ってあげてください」と話した。