女子シングルス準々決勝で8度目の優勝を目指すセリーナ・ウィリアムズは逆転勝ちして4強入り。昨年9月の出産後、2度目の四大大会出場ということもあり「少し驚いている」と打ち明けたが「勝ち上がれて良かった」と素直に喜んだ。

 第1セットは「相手が良すぎた」と今大会で初めてセットを失ったが「落ち着いていた。自分はいいプレーをしている」と思ったという。残り2セットは持ち味の強打がさえ、今大会で自己最速の約196キロのサーブなどで押し切り「とにかく自分のベストのプレーをする」と準決勝を見据えた。