ラグビーの統括団体、ワールドラグビー(WR)のボーモント会長らが20日、米サンフランシスコで開幕した7人制ワールドカップ(W杯)の会場で報道陣の取材に応じ、2020年東京五輪で実施される7人制で男女の日本に開催国枠を与える意向を示した。国際オリンピック委員会(IOC)の承認を経て決定される見通し。

 7人制が初実施された16年リオデジャネイロ五輪でも地元ブラジルが開催国枠で出場。WRのゴスパー最高経営責任者(CEO)は「リオ五輪と同じように日本も出場権を得るだろう」と述べた。東京五輪の競技日程で、男女平等の観点から7人制は男子が女子より先に実施されることについては「とても素晴らしいこと」と歓迎した。