フィギュアスケート男子で4年ぶりに現役復帰する10年バンクーバーオリンピック(五輪)銅メダリストの高橋大輔(32)が1日、所属事務所を通して今季のプログラムを発表した。

 ショートプログラム(SP)は坂本龍一作曲の「The Sheltering Sky」、フリーはジョン・グラントが作詞と作曲した「Pale Green Ghosts」となった。

 高橋は11~12年シーズンぶりにデビッド・ウィルソン氏に振り付けを依頼したという新SPについて「アイデアあふれる振付とピアノの旋律にうまくのって、しっかりとその世界観を表現できればと思っています」とコメント。フリーは昨季から三原舞依や坂本花織など日本人選手の振り付けを手がけているブノア・リショー氏が担当。高橋は「独特の振付で新しいスタイルを引き出してくれました。共に良いプログラムを作っていただいたので、競技会に向けてしっかりと滑り込んでいきたいと思っています」とコメントした。

 復帰初戦は近畿選手権(10月5~8日、兵庫・尼崎市)が予定されている。